石畳の路地に溶け込む田舎亭のたたずまい。築地塀に囲まれたこの一角では、幾度も映画やコマーシャルのロケが行われています。玄関の格子戸を開けると、最初に目にはいるのが沓脱石の上に置かれた男物と女物の塗りの下駄。一階の部屋からは、緑鮮やかな苔むす坪庭(前庭)。つくばいには一輪の花がそっと色を添えます。二階の窓は懐かしの曹達硝子。窓越しに見る景色は少しだけ歪んで見え、古い和風建築ならではのぬくもりを感じていただけます。
5つあるお部屋はすべて異なる間取り。玄関右手には茶室だった「離れ」があります。
四畳半という隔絶された空間はいかにも「隠れ家」という風情で、しっとりとした情緒に溢れています。特に人気が高く、この部屋を指定して予約を入れる方も少なくありません。
週刊現代増刊:おとなの週末掲載
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